皮膚の仕組みを知ると真皮層のコラーゲンの減少がシワになる。
シワは、加齢による老化減少であると勉強しました。
もう一度復習と皮膚について考えて見ましょう。
まず皮膚は、見える方から表皮、真皮層、脂肪組織から成り立っています。
そして、脂肪組織の下に表在性筋膜(SMAS スマス)が有り
表在性筋膜の下には、筋肉があります。
顔もこうやって見ると色んな組織から出来上がっている事が分かりました。
次にシワは、皮膚の下にある真皮層の内部が、コラーゲンの減少により
皮膚が壊されて出来るのでしたね。
70%がコラーゲンで出来ている真皮層ですが、加齢する事で
その層が衰えて来て減少すると皮膚の表面に起伏が起きて来ます。
皮膚の表面には皮溝と呼ばれる細い窪みの線が網目状に走っています。
真皮層が壊れる事で皮膚の表面が波打って来ます。
すると皮の溝が深くなってしまう事がシワと言われています。
このシワを取りたいものですね。
どうやるとシワ取りが出来るのでしょうか?
シワを取るという事は、深くなった皮溝を浅くする事を指します。
皮膚は、其々の筋肉の運動によって伸びたり縮んだりします。
筋肉の運動で当然の事ですが、シワも一緒に動きます。
特に顔の目の周り、口の周りのシワは、気になる所でしょう。
顔にある筋肉は、表情筋と呼ばれています。
普通にしていればシワは、目立ちませんが
笑ったり、起こったりした時に目元(目じり)や口元にシワが出てきます。
笑顔が多い人、表情の豊かな人に縦シワよりも横向きのシワが出来易いと言えます。
誰でも横向きのシワは、目に付きますし大変、気になりますね。
だからと言って笑顔の無い人生は、送りたくないものです。
そして、悲しい事に年齢を重ねて来ると、この表情筋が
動いていなくてもシワが出て残ったままになります。
顔のシワを受け入れつつ、加齢と付き合ってシワ取りを行えば
笑顔のある生活が送れる事でしょう。